授業についていけないのは珍しいことではない
「授業がわからない」「最近ついていけていない」と感じる子どもは少なくありません。
特に小学生・中学生の学習は、前の内容が次の内容につながることが多く、一度つまずくと苦手が広がりやすいものです。
大切なのは、「なぜわからないの?」と責めることではなく、どこでつまずいているのかを落ち着いて見つけることです。
授業についていけなくなる主な理由
授業についていけない理由には、いくつかのパターンがあります。
- 基礎が定着しておらず、次の内容が理解しにくい
- 授業のスピードが速く、途中でわからなくなる
- 質問できず、わからない部分をそのままにしている
- 勉強方法がわからず、自分に合ったやり方を見つけられていない
こうした状態では、本人が努力していても成果につながりにくく、「どうせわからない」という気持ちが強くなることがあります。
「どこからわからないか」を探すのが第一歩
学び直しは、今の単元を何度も繰り返すだけではうまくいかないことがあります。まずは、前の単元や基礎で抜けている部分を見つけることが大切です。
家庭でできる3つの学び直し
家庭での学び直しは、難しい問題に挑戦することから始めなくて大丈夫です。まずは、本人が「できた」と感じられるところまで戻ることを大切にしましょう。
つまずいた場所を探す
テスト・学校ワーク・ノートを見て、どの単元からわかりにくくなったのかを確認します。
基礎に戻ってやり直す
算数なら四則演算や九九、国語なら音読や漢字など、土台になる内容まで戻ります。
10分だけ復習する
一度に長時間やらず、「10分だけ」「基本問題を3問だけ」から学び直します。
基礎に戻ることは、前に進むための準備
算数・数学なら、今の単元の前に必要な計算や公式が抜けていることがあります。国語なら、音読や漢字、語彙の理解が土台になることもあります。
「今の学年だから、今の内容だけやらなければ」と考えすぎず、必要であれば前の単元や前の学年に戻ることも大切です。
短時間で「わかった」を作る
学び直しでは、最初から長時間取り組ませるよりも、10分だけ、基本問題を3問だけなど、短く区切る方が始めやすくなります。
「ここまでできたね」と具体的に認めることで、子どもは少しずつ自信を取り戻しやすくなります。
家庭だけで難しいときは、外部の力を借りてもよい
家庭での学び直しには限界もあります。特に、「どこからやり直せばよいかわからない」「親子で取り組むとケンカになってしまう」という場合は、家庭だけで抱え込まなくて大丈夫です。
家庭教師は、一人ひとりの理解度に合わせて、どこから学び直すべきかを確認しながら進められる方法です。
第三者が入ることで、子どもは質問しやすくなり、保護者は「教える人」ではなく「見守る人」に戻りやすくなることもあります。
相談を考えてもよいサイン
- どこからわからないのか、本人も保護者も説明しにくい
- 学校ワークや教科書を開いても、手が止まってしまう
- 親が教えると感情的になり、学習が続かない