この記事でわかること
- 高卒認定試験の基本
- 高校卒業資格との違い
- 受験資格と年齢の確認
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まず結論
高卒認定試験は、高校を卒業していない人が、高校卒業程度の学力を認定してもらうための国の試験です。合格すると大学・短期大学・専門学校などの受験資格につながりますが、合格自体が高校卒業資格になるわけではありません。
高卒認定試験の基本
正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」です。文部科学省が実施し、高校を卒業していない人が、高校卒業者と同等以上の学力を有することを認定する制度です。
進学を希望する場合は、合格によって大学・短期大学・専門学校などの受験資格を得られます。ただし、希望する学校ごとに入試や出願条件があるため、高卒認定合格だけで入学が決まるわけではありません。
「高校卒業」と「高卒認定合格」は別です
履歴書や進路手続では、実際に高校を卒業した場合と、高卒認定試験に合格した場合を区別して記載・確認する必要があります。
高校卒業資格との違い
| 比較項目 | 高等学校の卒業 | 高卒認定試験の合格 |
|---|---|---|
| 得られるもの | 高校の卒業資格 | 高校卒業程度の学力認定 |
| 基本的な条件 | 学校の教育課程を履修し、卒業要件を満たす | 必要科目に合格または免除を受け、制度上の条件を満たす |
| 大学等への進学 | 受験資格となる | 受験資格となる |
| 学校生活・単位 | 在籍校で授業・単位・学校生活がある | 試験制度であり、学校への在籍や卒業を意味しない |
通信制高校や定時制高校で卒業を目指す方法と、高卒認定試験を利用する方法では、学習の進め方や得られる資格が異なります。どちらが優れているということではなく、本人の生活状況、学習方法、進学希望、学校生活への希望を分けて検討します。
受験資格と年齢の確認
受験資格は年度ごとの受験案内で確認します。一般には、受験年度の終わりまでに一定の年齢に達する人で、大学入学資格を持っていない人などが対象です。高校に在籍している人でも受験できる場合がありますが、在籍状況や既修得単位によって必要書類・免除の扱いが変わります。
全科目の合格要件を満たした時点で18歳未満の場合は、合格の効力が生じる時期や大学等への出願に年齢上の取扱いがあります。受験年度の文部科学省「受験案内」と、志望校の出願条件を確認してください。
試験科目・科目合格・免除
高卒認定試験は複数の教科・科目で構成されています。2026年度からは「情報」が加わっているため、過去の受験情報だけで必要科目を判断しないことが重要です。
- 一度にすべての科目へ合格する必要はなく、合格した科目は次回以降も科目合格として扱われます。
- 高校等で修得した単位や、一定の検定合格によって、科目免除を受けられる場合があります。
- 「高校の単位」と「高卒認定の科目合格」は同じ制度ではありません。
- 免除を希望する場合は、単位修得証明書など、指定された書類の提出が必要です。
必要科目数は、選択する科目や免除の有無によって変わります。最初に「自分は何科目を受験する必要があるか」を確認してから、学習計画を作ります。
合格後に考えられる進路
- 大学・短期大学・専門学校などの入試へ出願する
- 資格試験や採用試験で、大学入学資格に相当する条件として利用できるか確認する
- 科目合格を積み重ねながら、次回試験へ向けて学習を続ける
- 通信制高校などへの在籍・卒業と、高卒認定の活用を比較する
就職時の扱いは、企業や採用区分によって異なります。「高卒認定合格者を高卒者と同じ区分で扱うか」は一律ではないため、募集要項や採用担当へ確認してください。
札幌で、高卒認定を受けるかまだ決めていない段階から学習や進路を整理したい場合は、さっぽろ学習会の高卒認定サポートも確認できます。
参考資料
制度・日程・契約条件は、以下の一次情報を基準に最終確認してください。
最終確認日:2026年8月5日
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