四つの進路を最初に比較する

進路得られるもの主な学び方確認したいこと
全日制高校高校卒業資格主に昼間に通学し、授業・行事等へ参加入試、通学、出席、校内支援
定時制高校高校卒業資格学校ごとに昼・夕方・夜間等の時間帯で通学授業時間、修業年限、仕事との両立
通信制高校高校卒業資格レポート、スクーリング、試験等通学日数、提出量、支援体制、費用
高卒認定試験高校卒業程度の学力認定必要科目の試験合格・免除を目指す高校卒業ではない点、必要科目、合格後の進路

同じ学校種でも、通学日数、授業時間、学習支援、入試方法、費用は異なります。表は制度の大枠であり、個別校の条件は募集要項と説明会で確認します。

全日制高校・定時制高校

全日制高校

昼間の通学と学校生活を中心に、高校卒業を目指します。授業、行事、部活動などの学校生活を希望する場合に検討できます。一方で、朝の通学や長い在校時間が本人の状態に合うかを具体的に確認します。

定時制高校

授業を行う時間帯や修業年限は学校によって異なります。夕方・夜間だけとは限らないため、実際の時間割、通学方法、授業終了時刻、単位修得の条件を確認します。

  • 入試で使用する資料・検査・面接等
  • 欠席や調査書の扱い
  • 毎日の通学時間と在校時間
  • 入学後に相談できる担当者や支援体制

通信制高校

通信制高校では、レポート提出、スクーリング、試験などを通して単位を修得し、高校卒業を目指します。自宅学習の割合や登校頻度は学校・コースによって大きく異なります。

  • 年間・月間のスクーリング日数
  • レポートの量、提出方法、締切
  • 分からないときの質問方法
  • 本校、協力校、サポート施設の役割
  • 授業料以外に必要な費用
  • 卒業までの単位・在籍期間の条件

「毎日通わなくてよい」だけで選ぶと、レポート管理や自己学習が負担になる場合があります。本人が一人で管理する前提にせず、学校側の支援内容も比較します。

高卒認定試験

高卒認定試験は、高校を卒業していない人が、高校卒業程度の学力を有することを認定してもらう国の試験です。合格により大学・短期大学・専門学校などの受験資格につながりますが、高校卒業資格にはなりません。

  • 高校への在籍や学校生活を伴う制度ではない
  • 科目合格を複数回に分けて積み重ねられる
  • 高校等の修得単位や検定資格で科目免除を受けられる場合がある
  • 合格後に進学する場合は、志望校の入試対策が別に必要
  • 就職時の扱いは募集区分・事業者によって異なる

制度の基本は、高卒認定とは何かを解説した記事で確認できます。

本人に合う進路を考える六つの軸

01

卒業資格

高校卒業資格が必要か、高卒認定の活用も含めて考えるかを整理します。

02

通学

時間帯、回数、距離、冬季の移動を生活へ当てはめます。

03

学習方法

授業中心、自宅学習中心、試験対策中心のどれが取り組みやすいか確認します。

04

管理と支援

課題・締切・出席を誰とどのように管理するか確認します。

05

費用

授業料だけでなく、教材、交通、施設利用等を含む総額を比較します。

06

卒業後

大学、専門学校、就職など、次に希望する進路から逆算します。

選び方

一つへ急いで絞らなくてもよい

資料請求や個別相談の段階では、複数の候補を並行して確認できます。本人が今話せる範囲を尊重し、条件を比べてから絞ります。

札幌で高校継続・通信制高校・高卒認定のどれにするか決める前に相談したい場合は、高卒認定を含む進路整理のサポートも確認できます。

今日からできること

学校名を決める前に、四つの制度を同じ項目で並べます。

  • 本人が高校卒業資格や学校生活をどう考えているか、話せる範囲で確認する
  • 全日制・定時制・通信制から候補校を一校ずつ調べる
  • 高卒認定を含め、通学・学習・支援・費用・卒業後を一枚に整理する

参考資料

制度・日程・契約条件は、以下の一次情報を基準に最終確認してください。

最終確認日:2026年8月5日